安全で長持ちする次亜塩素酸水の作り方

1.塩水の電気分解で作る次亜塩素酸水は安全で除菌力も高いのです
 が、効力が長持ちしません。

 従来からある塩水にプラスとマイナスの2本の電極を入れ電気分解する方法でも次亜塩素酸水はできます。
 でもこの方法では、どうしても出来上がった次亜塩素酸水に塩分が多く残ってしまいます。
 この塩分が、次亜塩素酸を消化する働きがあるため、除菌力を長期間保存することができず、最長4週間程度で効力がなくなります。

2.塩水の電気分解で作る次亜塩素酸水の効力を2年以上の長期保存
 できる技術が開発されました。

 安全で効力が高い電解次亜塩素酸水の長期保存ができないという欠点を解消できる技術が日本で開発されました。
それが三槽式電解装置です。
下の図をご覧ください。

三槽式電解装置では、上の図のように電解槽を2枚の隔膜で三槽に仕切り、真ん中の槽に塩水を入れ、両端の槽に純水を入れます。この2枚の隔膜に電極を張り付け電気を通すと、プラス極側に次亜塩素酸が隔膜を通って純水の中に浸みだします。
 この作り方ですとプラス極側の次亜塩素酸水の塩化ナトリウムの濃度を二槽式電解装置で製造したものの100分の1程度にできます。
 そのため、有効成分である次亜塩素酸の消化が大幅に遅くなり、最長3年程度有効な超低塩次亜塩素酸水を作ることができます。

3.「次亜塩素酸」は有機物と接触すると消化され効力を失います。
 電解する溶液に有機物が含まれていたり、除菌しようとする場所に有機物がついていたりすると、有効成分である次亜塩素酸が消化されてしまい除菌力がなくなってしまっていることがあります。
 そのため、以下の対策が必要です。
ⅰ.電解装置に入れる水の不純物をできるかぎり取り除いた純水にする。  
ⅱ.除菌しようとする対象物に有機物がついていたら、それを拭きとる等あらかじめ有機物を取り除いておく。

4.「次亜塩素酸」は紫外線や高温で分解が進むので、製品にその旨
 の注意書きがあり、遮光性の容器に入っているものを選びます。
  また購入後は冷暗所に保管してください。

  アルコールを使えないケースでも、濃度を管理し、不純物をとり除いた超低塩次亜塩素酸水であれば使えないケースはほとんどなく、強力な除菌力を発揮してくれます。

  以上をご理解頂ければ、純度の高い超低塩次亜塩素酸水がコロナウィルスを始めとするウィルスや細菌との戦いに非常に有力な武器になること、そして、これを否定したり、このような有力が武器があるのを知らないで、アルコールだけに頼るのでは、ウィルスや細菌との戦いに無防備なケースが出来てしまい、非常に危険だとおわかりになるでしょう。
  純度の高い超低塩次亜塩素酸水についてのお問い合わせは
メールにてお願い致します。


タイトルとURLをコピーしました