あまり知られていませんが、水には細胞に対する①破壊力、と②防御力、という正反対の２つの機能を持たせることができます。
水は水だろ！水なんかに特別な働きなんかあるはずない！と言われる方が多いかもしれません。
しかし、①破壊力のほうは、水分子を紫外線や放射線などで破壊すると、強力な酸化力で細胞を破壊する活性酸素になることは比較的知られてきています。
強い紫外線を浴びると、皮膚ガンの原因になったり、大量の放射線を浴びるとさまざまなガンになったりするのはこれが原因なんですね。
他方、②防御力のほうはほとんど知られていません。
ただ、何も検出できないただの水なのに活性酸素を抑える力がある、という実験データが蓄積されてきているなど、水自体に破壊力に抵抗する防御力があるものがあると考えないと説明できない水があるのです。
Ⓒ2001野村宏