水で細胞を守るメカニズム-1

「水で細胞を守る」などと聞くのは初めての方が多いでしょうからここでそのメカニズムをご説明します。

①水分子は少し変形すると「強力な酸化力で細胞を破壊する力を持つ「活性酸素」になります。

 私たちが当たり前にあるもので、何の害もないと思っている水が、少し変形(紫外線や放射線で変形します)するだけで強力な酸化力を持ち、細胞を破壊する力を持つ活性酸素になってしまうのです。しかも、この活性酸素は私たちの老化やさらには重大な病気の原因にさえなるのです。
下の図をご覧ください。

②活性酸素の害は20年ほどまえから取り上げられるようになり、その危険が知られるようになり、さらに、活性酸素が発生したらそれを消す力がある抗酸化物質をとるのが良い対策だとして、サプリなどが販売されるようになりました。
 活性酸素の強力な酸化力が怖い⇒酸化力を消す物質をとれば良い。単純明快な発想です。
 ただ、活性酸素と私たち生命の切っても切れない関係が分かると、「酸化力が怖いから消す」では足りないことが見えてきます。

③活性酸素は私たちが
 a.エネルギーを生み出す過程で不可欠なものです。
 b.体内に侵入したウィルスや細菌と戦うためにも不可欠なものです。
 言い換えれば「活性酸素は私たちの体内でいつでも活躍している」という事実があるのです。
 でも「活性酸素が私たちの細胞を破壊する力を持つ危険なもの」であることも事実です。
 これらが事実なら私たちはどうやって生きているのでしょうか?
 発生した活性酸素の酸化力を消すサプリを時々とるぐらいで足りるのでしょうか?


④ここで上に書いた活性酸素が不可欠な理由をもう一度みてください。この2つの点、aエネルギー獲得bウィルスや細菌との戦い、で同じ特質があるものを知りませんか?
 私たちが日々生きていく上で必要なエネルギーを獲得し、食べ物に付着しているやっかいなウィルスや細菌を殺すために「火」を使っていますね。
 「火」も私たちが生きていくために絶対必要なのに、私たちにとって危険なものです。
 活性酸素も同じで 私たちが生きていくために絶対必要なのに、私たちにとって危険なものなのです。
 活性酸素を使って生きている生命が、どう活性酸素をコントロールしているのか?その解明には、私たちが「火」をどうやってコントロールしているかが参考になります。

⑤「火」を使うとき必要なのは
 a.火を使うのを止める時と、火が燃え広がってしまった時に火を消す方法、と
 b.火を使っているあいだじゅう、火が燃え広がてしまうのを防ぐ方法です。(こん炉、暖炉などの「」にあたります)
 これらは両方必要で、片方だけでは火は使えません。


 同じことが活性酸素にもいえます。
 a.活性酸素の酸化力を消す方法、と
 b.活性酸素を使っているあいだじゅう、不要なところまで酸化力が及ぶの防ぐ方法です。
 aが抗酸化物質をとりましょう、という主張ですが、
 bの方法をとらないと対策として大きな欠陥があるのです

 でもそんな方法があるのでしょうか?
 世の中で、ほとんど誰も言っていないのですが、次のページをご覧ください
 また、bの方法を実現する具体的方法についてご興味をお持ちの方はお問い合わせページよりお問い合わせください。

ⓒ2001野村宏


 

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