水が持つ破壊力とは、水が酸化力を持つことです。
水に酸化力を持たせる方法には主に次の2つがあります。
①水に紫外線や放射線を照射し、水分子を活性酸素に変形させ、その
活性酸素の酸化力を使う。
→水分子が変形した活性酸素はヒドロキシルラジカルという非常に
強力な酸化力を持つ活性酸素で、
a.細菌やウィルスを殺す力が非常に強い。
b.人の細胞を傷つける力も非常に強い。
と、役に立つ反面、非常に危険でもある物質です。
また、ヒドロキシルラジカルはごく短時間で消滅するので、効力
を長く保存できる除菌剤としては使えません。
②塩水を電気分解し、+極側にできる酸性電解水を使う。
→電気分解により塩素と水が反応して次亜塩素酸ができ、それが持
つ強力な酸化力でウィルスを破壊します。
次亜塩素酸は、塩素や有機物がない状態ではかなり長期間保存で
きるので、ボトル入りを購入し除菌剤として使うことができます。
このため、次亜塩素酸を有効成分とする酸性電解水は、ウィルス
対策に有効な武器になるのですが、世の中で「次亜塩素酸水」とい
う名称で販売されている製品には有害な不純物が含まれる製法のも
のが多いので、どういう製品が今販売されているか、どういう製品
を選べばよいか、などをページを改めて説明します。